いつまでもニートだと思うなよ

つい最近まで明日の予定も把握していなかったASD&ADHD併発者が、うつ病6年目にしてニート脱出を決意。日々あがいてはドッタンバッタンする日記。時々ライフハックも。

ニート脱出の目的地を明確化してみた

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うつ病(治りかけ)の発達ニートが、うつ病6年目にしてようやく現実を見て、さらにその現実を全世界に大公開するという地獄が前回の記事ですが、現在地が分かれば次は目的地です。


前回↓はかなり辛かったけど今回はきっと楽しくやれるはず…

saraba-neet.hatenablog.com

 

 

現在地を確認して分かったこと

→どうやら自分は働きたいと思っているらしい。しかし、就職して働けるだけのスキル体力メンタル全てがない。雑に言うとこれが結論です。

それも、主に発達障害うつ病という、結構どうしようもない理由です。小学生時代から努力しても治らなかったような特性を今さら治すのは地獄なので、「自分が働ける環境を作るか見つけるかしよう」となったわけです。

 

で、見つけたもの、

 

いや起業本かよ胡散臭っ!

…って思われた方もおられると思いますが、100冊以上はビジネス書を読んできた(意識だけ高いニートの)感覚で言うと、かなり良書だと思います。というかひよこ氏には良かったです。

まず読んでて思いましたが、この人、読者が何人起業しようが特に金銭的メリットとかなさそうなんですよ。そうなるとよくある起業本みたいに騙すような気は少なくともないのかなと。

 

まさにニートのための本!?

この著書さん、「普通に働けそうもなかったからとりあえず、起業とも呼べないようなしょぼい起業をしてみた」という、ちょっとニート寄りな方なんですよ(褒め言葉)。最高じゃないか。

あとこの方は全員には起業を勧めていません。「普通に就職して働けない…」って方に、一つの新しい選択肢として、しょぼい起業を提案してるだけなんです。そして儲けよう、というより「とにかく生き延びられるようにしよう」ってスタンスなんですよ。

 

しょぼい起業とは?

著者さんは、しょぼい起業の基本は「日常生活を事業化すること」であると語っています。

一般的なビジネスって、「綿密な計画を立てて、借金をして、計画お金や人手や時間をかけて、それから開業」ってイメージだと思うんですけど、

しょぼい起業は、「てきとう自営業」とも表現されており、生活の中で余ったものすでに持っているものを売るという考え方を基本としています。

本の中で紹介された事例としては、
・農家として、自分で食べる野菜などを作って余った分だけ売れば、不況でも最低限は食っていける
・農家の実家に住む大学生が、都会に通学しているなら、その通学の時についでに野菜を運び、都会で野菜を売れば、通学時間が輸送時間にもなるため一石二鳥

生活の中から誰かの価値になりそうな部分を見つけて、それを一手間だけ加えて提供すれば良いのです。

こうすれば、ほぼ普段通りに生活しながら、食いぶちを稼ぐことができる!

※繰り返しますが、一つの可能性と選択肢がここにもあるという話なので、万能ビジネスではございません。というか誰にでも出来る万能なビジネスなどこの世に存在しません。

 

えらてんって何者?

えらいてんちょう、こと「えらてん」さんですが、この方が実際にやった事は様々ありますが、やはり有名なのは店長の仕事でしょう。なんと家を借りる代わりに、店舗付きの物件を借りて、そこに住みながら、リアル版メルカリみたいに自分の古着とかを置いてみたり、中古の家具家電を安く仕入れて置いていただけ。

商品置いて、適当に看板置いて、あとは家に引きこもってただけだそうです。やることと言えば「店に居ること」ぐらい。まるでニート。素晴らしいですよね。

いや、これまで大学生のやる簡単な仕事すらできずにサークル辞めたような私ですがね。しょぼい起業なら、めっちゃ頭をひねればですけど、なんか出来なくもないような気がしてきました。本ってすごい。

 

さっそく実践を考えよう①

まず、生活の延長で、余剰分を売れば良いってことは、まずは自分の今の生活を洗い出せば良いんじゃないか?

というわけで、先月それをやってみました。
当時出てきたものを清書したやつ↓

自分成長したなぁ…

同世代と比較するととんでもないことになるので考えないことにしますが、1年前までのひよこ氏と比較してみると凄いんですよ。家事もできずにヘルパーさん任せだったし、恋人とか当然いないし、まぁ無職なのは変わってないけど、当時はメンタルもやばかったですからね。お恥ずかしい話ですが毎日フラバして布団とか殴ってましたし…

前回の記事では結構落ち込んだけど、意外と前に進んでいるような気分がしてきました。やっぱり過去の自分と比較するのが良いんですね。

 

毎日ノートを5ページ…?

画像にしれっと変なことが書いてありますね。「毎日ノートを5ページぐらい消費している」と。

いや、学生の勉強ノートとかなら分かるけど、これ、アウトプットや脳内整理でだいたい5ページなんですよ。どうみても平均よりは書いてますよね(多分)。

それに読書内容もまとめたりするし、ADHD対策などの情報収集もしてます。(どれも1年前はほぼできなかったことです。やっぱ成長した…)

じゃあこのノート5ページとか、情報収集した内容のアウトプットを一部、とりあえずは日記という形でネットにそのまま垂れ流せば良くね…?ってことで誕生したのがこのブログなわけです。

 

さっそく実践を考えよう②

しょぼい起業には2つありましたね。まずは先ほどやった①生活の延長で、余剰分を売ればいい、そしてもう一つは②自分が今持っているものを売ればいい、でしたね。こちらも思いつくだけ書いでいたので書き直してみました↓(あんま出てこなかった模様)

やっぱブログじゃね…?

経験も本の知識も、書き続ける能力も、いやブログじゃん…って感じですね。まあ文才とかは既に昔から妹氏にボロ負けなのでアレですが、量だけは書けるかもしれん気がしました。そんなわけで以上の二つを考えた結果、やっぱりブログでもはじめてみようかと、1ヶ月ほど前に考えて、やっと今週始めた次第なのです。

 

つーかお前元気すぎだろ

って思う方もおられるでしょうが、そうです私そこそこ元気なんです。ニートにも段階がありまして、ひよこ氏はわりと最終段階なんです。まあ動けても1日5時間ではありますが。

そしてそれまでは批判が怖かったり余裕がなかったりしてブログとかできんかったのです。なのでやや元気なところからスタートしてるんです、このブログ。

だから本当に今キツい段階で、なんか読んでてイラッとした方などはマジでひよこ氏を見ない方が良いです。キツいときはウザい情報は遮断した方が良いとも言われますし。だからキツい人は今すぐページ閉じて楽になってお願い。

 

流石にプロブロガーは無理だろうよ

話を戻しますが、ひよこ氏が毎日ノート書きまくってたりする事を考えると「やっぱブログじゃね?」って。

 

いや、凄い人はいいんですよ。プロブロガーさんいっぱいいますし。ただ、ひよこ氏には厳しいだろうなと思ったわけです。まあ完全に諦めるわけじゃないですけど、ブログ一本で食っていこうと何年も費やすのはひよこ氏の能力ではリスクが高いよなと、そう感じたのです。

それに、よっぽど有名にならない限り、ブロガーなんて世間はあまり認めんわけですよ。「いや世間体なんて今更気にするなよ」って話なんですが、ひよこ氏はいじめられてたし友達ほぼいなかったし、先生からも悪い評価つけられまくったりしてまして。

そんで家族以外から認められる経験が少なかったせいか、めちゃくちゃ世間体を気にするようになりました。

 

店長の世間体、最強説

世間体気にしすぎ問題に関してはかなり治療も頑張ったんですが、6年目の今も消えません。だから就職にしがみついてたわけですし。それで、もう逆に「世間体が手に入れば良いじゃん」と思いはじめてたんです。

そして「しょぼい起業で生きていく」を読み進めていると…

これは個人的な実感として、なのですが、実際に店舗を構えているということは、それだけで、社会的ステータスを格段にあげます

(中略)

「社長ォ〜!」になります。実店舗があるというだけで信用が爆上げになる。店舗経営者というのはコストパフォーマンスがかなり高いのです。(p73)

なんとなんと。店長なら世間体まで手に入るというのですよ…!

もともと「店舗つき物件借りるだけなら楽しそうじゃね?」って考えてたし、こんな事したら楽しそうとか、昔の夢が叶うかも、とか色々とアイデアは飛び出しまくっていたのですが、店舗借りるだけで店長になれるなら、それこそ最強の戦略じゃないかって、ニートの私は思ったんですよ。

 

とりあえず店長を目指してみよう

「いや気が早すぎだろ」と思われたかもしれませんが、これで良いのです。説明が雑なので申し訳ないですが、目標がないよりは、仮にでも目標があった方が前に進めることが多いので、仮の目標として店長を設定したんです。

とはいえ、もちろん他の選択肢も視野に入れつつ動く予定です。そのうち語りますが、過去にも色々あったので、自身の拠り所となる柱はたくさん欲しいのです。

まあ実際、収入源は多くあった方がメンタルも経済も安定しますし、いきなり店長は難しかったとしても、他の事業から始めてしまうことが出来れば前には進めます。

そんなわけで、店長が最終目標だけど、先に少し単発バイトとかをしてみるかもしれないし、メルカリで稼ぐ練習をしてみるかもしれない、と言った感じです。まぁ社会人経験ゼロのニートだから、どういうルートでいつ頃、どんな店のどんな店長になれるかも何も分からんのです。

 

結局ひよこの目的地は…

もともとは具体的に夢を描くと良いだろうな、と思っていて、そしてその過程はすごく楽しいだろうな、なんて夢想してましたが、ひよこ氏は甘かったです。
この本には事業はアイデアや計画から入るのではないと書かれていました。

事業はアイデアから入るというより、人とのつながりや置かれている環境などの条件から、自分が出来そうなことを発見して事業化していくものなのだと思います。(p61)
流れに身を任せますと、ときどき金脈に当たることがありますので、無意味に事業計画ばっか立ててないで、とにかくやっちゃいましょう。遠大な計画よりも、初期費用が少ない「いま、これができそう」を積み重ねていくほうがリスクは少ないです。(p71)

今日読んでて思いましたが(2周目)、経験の少ないニートひよこ氏なら、なおさら計画なんて無意味になる可能性が高いのでは…って思いました。

この本ではそこまで語られてはいませんが、夢見るニートだったひよこ氏は、目的地を曖昧な状態にしておいて、なおかつ店長という目標すらいつでも捨てられるぐらいの「夢を見過ぎない」覚悟が必要なんじゃないかと感じました。

 

いや、だから目的地は…?

上で耳が痛い思いをしましたが、仮の目的地はやっぱり店長が良いなと思いました。そのうち書きますが、生きづらい人の居場所づくりだったり、ひよこ氏のやりたい事がたくさん実現できる可能性を秘めているのは店長なんです。

でも、店長を諦めるというか、方向性が大幅チェンジすることは可能性として十分あり得ます。しかも、店長になるにしても途中ルートは本当に分からない

なのでまずは、大きな目標は「ニートを脱出する」というめっちゃ曖昧な形にします。で、もう一個具体的な仮の目標として、「店長になること」としました。

 

結論:

目的地はニート脱出。

仮の目標として今は店長を目指すが、いつでも変更可。目標到達までのルートも問わない。

 

次のタスクは…

さて、前回は自分の現在地を知り、
本日の作業で、目的地(仮)夢を見ない覚悟をしようという心構えができました。

で、次やるべきことは、いよいよロードマップ作りですね。とはいえ、今日の読書からかなり学んだ通り、綿密な計画など要らん可能性が高いわけです。

そんなわけですが、進むべき方向が見えないと不安になってしまうマンなので、とりあえずロードマップは作ってみようと思います。で、あとからどんどん修正を加えまくるスタイルでやってみようと思います。

もちろんロードマップ作りが上手くいかなかったら、ロードマップ作りそのものをやめて、別の方法でやっていこうと思います。柔軟性がバリバリ必要ですねこれは

ASDのせいか何なのか、柔軟性がないことで随分と損をしてきたひよこ氏です。柔軟性を持てなければまた本とネットを駆使して解決を試みようと思います。

 

読んでくれてありがとうございます

長々とニートの話を読んでいただきありがとうございます。2本目の投稿ですので至らない点も多いかと思いますが、1人でも楽しんでいただけた方がいれば幸いです。

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