【書評】「スゴい早起き」(塚本亮)
どうも。元々早起きタイプだったのに、うつ病発症と同時に朝に弱くなり6年目、ASD&ADHD併発の26歳ニート、ひよこです。
朝起きないのは相変わらずですが、うつ病自体はかなり良くなってきたので、ニート脱出を決意し、ニート脱出ブログを書いております。
ですが、まだまだ問題は山積み。なんとひよこ氏、午前中にスタートダッシュを切ることができません。
こんな状況で新年を迎えて良いのでしょうか?いや、良いわけがない。
そんなわけで今回はこちら!!
本を読んで要約してみようと思います。
最近よく本を見かける、塚本亮さんの著書、「スゴい早起き」です。
この本の面白そうな所は、歯を食いしばって早起きしろ!などと説いていない点、そして、早起きを「楽にする」ための具体的な方法が書いてある点です。
楽じゃないと続きませんし、早起きのために力を使い果たしたら本末転倒ですからね。
それではさっそく、この本の中からひよこ氏がタメになった部分や使えそうだと思った部分を抽出して要約をご紹介します。
(前半に早起きのメリットが書いてありましたが、著者の主観が多く含まれており、科学的根拠が時々アレだったので、全部はしょりました。あともう読んでる方は既にやる気のある方だと思うので、なくても良いかなと。)
さあ、さっそく書評に入りましょう。
早起き=苦痛?
まず、第一ステップは「早起き=苦痛」という思い込みを減らしていくことだそうです。なんとこの意識を変えるだけで早起きできるようになったケースもあるほど。
早起きを気合いでやろうとすると苦痛になるため、続きにくくなるようです。だからラクして早起きしよう、という本書の主張があるわけですね。
「自分ではなく環境を変えろ」という考えにも近いものを感じます。大事ですよね。
次に睡眠の質
睡眠の質を上げることも大切なようです。本によると、睡眠を阻害する要因はお酒、スマホ、カフェイン、入浴、食事だそうです。
つまり、
・寝る前のお酒とスマホを減らす
・夕方以降のカフェイン摂取をやめる
・食事を早めに済ませる
・寝る直前に入浴しない
これを徹底すればいいそうです。
で、誘惑に触れる回数を減らせば良いそうですので、各自で工夫していくと良いと思います。特にスマホは強敵ですので、こちらの動画などを参考にされると良いと思います。
寝る前に「書く」
これは不眠対策として有効なようです。
が、書くべきことは実は日記ではありません。
・ネガティブな感情
・明日やること
・明日の目標
この3つです。
ネガティブな感情も明日やることも、頭の中に残って気になってしまいます。それをグルグルと考えて眠れなくなるのですが、紙に書くことで、安心して「忘れる」ことが出来るので、かなりスッキリするようです。
寝る前に日記を書くよりも、明日やる事を書いた方が早く眠れたという実験結果もあります。(この実験は睡眠薬並みに効いたと別の所で聞いたこともあります)
また、ネガティブな感情を抑圧すると睡眠に悪影響を与えることも分かっています。
また、明日の目標は、翌朝「起きたい」という気持ちにさせてくれるようです。特に良いのは、「やってみたい」「これならできそう」と思えるような目標を立てることだそうです。
著者は睡眠日記と読んでいました。眠れない時限定でやっても良いですね。
起きる時間を固定する
体内時計を保つためには大事なようです。
起きる時間、考えてみたらひよこ氏は決めてないんですよね。
冷静に考えるとやばい。でもニートの方はけっこう多いんじゃないでしょうか?
決まった時間に起きる必要がないとやはりダラけてしまいやすいと思いますが、まずは起きる時間を決めるところからかもしれません。
起きてすぐ楽しい事をする
そもそも早起きが快適なものでなければ続かないだろう、ということです。やっぱり嫌なことがある日って起きたくないですよね。
でも逆に、朝一番にやることが楽しいことであれば、続きやすくなるみたいです。
まあ、たしかに。
なのでいきなりタスクとかに取り掛かるのは良くないんですね。
具体的には
・好きな飲み物を飲む
・早起きカレンダーを塗りつぶす(達成感)
・新しい事をはじめる(ワクワクする事)
他にも色々ありそうですね。ぜひ皆さんも考えてみてください。
起きた後の行動を決める
これは先ほどの、朝イチで楽しい事をするに通じるものがありますね。これは朝イチにやることだけでなく、その先の行動も決めておこう、という事です。できれば習慣として固定してしまうと良いようです。
まあ、早起きそのものを目的にしたところで意味ないですからね。
(時間生物学だったか確かその辺の本にも書いてありますけど、その人に合った起床時刻(クロノタイプ)なんて個人差ありますからね、早起き自体が健康にめっちゃ良いかって言うとそうでもないんですよ。 )
要は早起きして何をするか、それが大事だと思うんです。
家を出る時間を決める
家を出る時間を決めると、家での勉強などに締め切りが生まれます。
で、この締め切り効果ってのは優秀で、かなり集中力を増してくれるようです。
まあ今はコロナなので、外に出るとしても散歩など感染リスクの低いところが望ましいと思います。
この本では、外に出ることのメリットとして、日光を浴びてセロトニン(うつにも効く)が出る、運動によって目が覚める、などが挙げられています。
また、グリーンエクササイズ(水や緑を感じられる場所を歩く)もメンタルへの効果があるとして、おすすめされています。
自然のある所を、朝日を浴びながら歩くと良さそうですね。
まとめ
・「早起き=苦痛」という思い込みを減らせ
・睡眠の質を上げろ
・寝る前に明日の予定と目標を書け
・嫌なことがあった日は寝る前に感情も書け
・起きる時間も朝の行動も固定しろ
・朝イチで好きなことをしろ
・家を出る時間を決めろ
・朝の運動はおすすめ(特に自然の中の散歩)
読んでくれてありがとうございます
はじめての書評でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。まだまだ始めたばかりですので至らない点も多いかと思いますが、1人でも楽しんでいただけた方がいれば幸いです。
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次回は実際に行動に移してみます。